アフリカうまか日記

アフリカで食べまくります!2017年2月12日に出国予定です!

【今年もあるよ】語劇祭の思ひ出

こんにちは。今泉です。

今日は、FBに「あれから5年・・・」との通知があったので、そのことについて。

 

何から5年かというと、外大伝統の語劇祭です。

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右よりの赤と金色の鞍をつけた馬に乗っているのが私です。痩せてた・・。

髭は作り物です。

 

いつから始まったのかはわかりませんが、大阪大学国語学部(旧大阪外大)と東京外大には、語劇祭というものがあります。

それぞれの専攻が、自分の専攻言語を駆使して劇を披露するのです。

にわかに知られている外大独特のイベントなのです。

スワヒリ語専攻は、2年生が語劇をやることが慣習となっています。

もうあれから5年が経つとは、時の流れは残酷です。

 

語劇の準備は、夏頃から始まります。

写真は箕面キャンパスの合宿所での夜を徹しての作業です。

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20人ほどで準備するので、ひとりひとりの役割が大切です。

小道具づくりにも余念がありません。

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10月に大学が再開すると、授業で語劇の練習をすることもあります。

練習にはネイティブの先生の指導も入り、本番に向けて気持ちも引き締まります。

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衣装指導もネイティブの先生がやってくれます。

このとき初めて専攻地域の衣装を着る人もいるのだとか、いないのだとか。

なによりも、自らが役になりきり、ロールプレイを通して言語に触れるのは、

言語習得にも効果的です。

 

そして、本番。

私たちの代が5年前にやったのは「バカたちの世界」(Majuha Matatu:直訳で「3人のバカ」)でした。

スワヒリ地域の昔話です。1年生のときに読んだ教材から、劇を作りました。

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本番は緊張の連続ですが、いきいきと演技しています。

写真は、ウシをchinja(しめる)場面です。

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私はアラブの王様役でした。

紫の衣装に髭を蓄え帽子をかぶっているのが私です。

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そんな王様が、いろいろあって(省略)、妻に振り回されて、なぜかヤシの木に登っている場面です。木のてっぺんにいるのは、片栗粉をかぶった同期です。

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必死に演じていると、あっという間に劇は終わってしまいます。

1時間ほどで劇は終わりです。終わった後の、開放感たるや。

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劇には、東アフリカからの留学生が参加してくれることもあります。

 

終わって安心している、ご高齢者役の方々。

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注:頭からかぶっているのは片栗粉です。

 

語劇祭にともなって、専攻語の先生がスワヒリ料理をふるまってくれました。

写真はウガリ(とうもろこしの粉を湯でといて練ったもの)とムチュジ(シチュー)。

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いやー、懐かしいですね。

ちなみに、ことしの語劇祭は11月の26、27日とのことです。

sakuyakai.net

ぜひ、箕面キャンパスへお越しください!!!