【うまか話3】「虹の食卓」南アフリカ
こんにちは、今泉です。
おかげさまで、プロジェクトの実現に向けて一歩一歩前に進んでいます。
本当に感謝ばかりです!!
とはいえ、まだまだ折り返し地点です。残り半分を達成できるように、応援していただけると幸いです。
さて、今回は、南アフリカに滞在経験のある高田としあきくんから寄稿してもらいました!
ありがとうございます!「虹の国」の虹色の食文化について、書いてくれています。
ぜひ、読んでみてください!!
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日本から飛行機で最短19時間(※乗り継ぎ含む)。
南アフリカというとアパルトヘイトやサッカーW杯などのイメージを持たれる人もいるでしょう。
では、南アフリカの食文化というとどのようなイメージをお持ちでしょうか?
首都プレトリアを中心に3ヶ月間滞在した筆者が、南アフリカの食文化について、ごくごく一部ですが紹介します。
まず主食です。南アフリカの主食はというと本当に様々です。
南アフリカという国自体、多人種から構成されることから「虹の国」という言葉で表現されます。そして、それは食文化にも如実に反映されています。
だから、南アフリカ人の主食はこれだと決め打ちすることなど到底できません(今泉注:ここ大事!!)。
今回は主食のひとつである、パップから紹介を始めたいと思います!
お皿の奥にある、白くて柔らかそうなかたまりがパップです。パップはミリミルというトウモロコシを乾燥させて粉にしたものと水をあわせて練りあげるとできます。
南ア人は写真のように一つの皿にパップとおかずを盛りつけます。
おかずは肉や野菜など様々ですが、南ア人は肉好きの人が多く、パップと肉だけで食べる人もいるようです。
元々黒人の食べ物で、アパルトヘイト後も白人で食べている人はあまりいません。
他にも南アフリカではパンやパスタはもちろん、お米も食べます。
お米とはいっても粘り気の強いジャポニカ米ではなく、パサパサしたインディカ米をよく食べます。詳しい話はわかりませんが、アジアからインド洋を渡って移住してきた人たちによって米を食べる文化ができたそうです。
次に、南アフリカの食文化といったら南ア式バーベキュー、Braai(ブライ)を紹介しなければいけません。
南ア人は例外なくといっていいほど、みなBraaiを愛しています。人がたくさん集まるととにかくBraaiです!牛肉、ラム肉、ダチョウ肉など色々な肉を焼きます。野菜は参加者にベジタリアンの人がいない限り焼きません笑。もっとも付け合わせでサラダなどが出ることも多いですけどね。
ダチョウ肉と書きましたが、南アフリカでは本当に色々なお肉を食べることができます。
カンガルーやワニの肉など本当に色々な肉を食べました。さらに珍しいものだとインパラの肉なんかも。
他にも、いわゆるグルメバーガーは絶品です。南アフリカのハンバーガーはまさに「でかい、うまい、安い」の三拍子!
写真のハンバーガーはなんと肉400グラムで、お値段85ランド(日本円にして600〜700円)でした!
ここに掲載したものは南アフリカで食べた料理のごく一部です。多くの人種が共存し、移民も多い南アフリカでは食べられない料理はないといっても過言ではありません。