【あと6時間】ルーサー・キングのこと
こんにちは。今泉です。
これが、クラウドファンディング募集終了前の最後の更新になると思います。
ご支援いただける時間もあとわずかとなりました。
まだの方は、覗いていただけるだけでも嬉しいです↓
さて、先日1月15日はMartin Luther King Jr.(キング牧師)の誕生日でした。
MLKとともに公民権運動で戦ったJohn Lewisのスピーチがこちらです。感銘を受けたので、下に抄訳を載せています。
"Never give up. Never give in," John Lewis empathically tells students on MLK day. "Stand up. Speak up." https://t.co/J1ZywsrLVv pic.twitter.com/aUshIFvhQZ
— CBS News (@CBSNews) 2017年1月16日
Never give up. Never give in.
諦めるな。降伏するな。
Stand up. Speak up.
立ち上がろう。はっきり言おう。
When you see something that is not right, not fair, not just, you have a moral obligation to do something -to say something- and not be quiet.
正しくないことや、公平じゃないこと、正義でないことに気づいたときは、行動を起こし、黙ってないで発言する道義的な責任がある。
Yeah, we have come a distance. We made a lot of progress as a nation and as a people but we're not there yet.
確かに、私たちは遠い道のりを歩いてきた。国家として、国民として大きな進歩を遂げてきた。でも、まだたどり着けてはいない。
The scars and stains of racism are deeply embedded in American society.
アメリカ社会には、人種差別の傷跡と汚点が深く刻まれているのだ。
【抄訳by今泉】
このスピーチに対して、トランプは「口ばっかりだ」と批判しているそうです。
日本もアメリカも、そして世界中どこでも人種差別に対する戦いは、まだまだ終わりそうにありません・・。
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最近、7年間の大学生活を振り返って一番思うのが、「素直」になったらあかん、ということです。
高校時代の私は、大人に抵抗することなんてほとんど考えてきませんでした。両親が教師であることもありますが、先生にしたがって、先生に喜ばれるように振る舞えば、幸せになれると思っていました。
だから、端から見たら「素直」な高校生だったと思います。
きっと、大学でも長崎を出ずに長崎で学び続ければ、「素直」なままだったのでしょう。
でも、長崎を出て、大阪でアフリカのことを学んで、「素直」なだけじゃ、押しつぶされてしまうということを学びました。
それと同時に、「素直さ」というのは、服従し気に入られることや、従属し保護されることではなく、ただ自分の心に率直でいることだと、思うようになりました。
違うと思ったら言い続けること、黙らないこと、伝えることが、本当の意味での素直さだと思います。
だから、いまさらながら大学で学んだことの大きさを感じると同時に、高校まで育った長崎という土地の、学校という社会の怖さも感じています。
とはいえ、決して悪い大人に出会ったわけではありません。いい先生にも、いい大人にも沢山出会いました。だからこそ、怖いんです。疑いを持たせない社会って、気持ち悪くないですか?
世間的な「いい人間」は、知らず知らずのうちに誰かの「素直さ」を踏みにじっているのかもしれないんです。
だから、これからも私は、素直じゃないし、言うこと聞かないし、扱いづらい人間で居続けると思いますが、どうぞ、よろしくお願いしますね^^